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森田理香子が新人戦「加賀電子カップ」を制覇

千葉県にあるグレートアイランド倶楽部で行われているLPGA新人戦「加賀電子カップ」の2日目、首位と2打差の1アンダー、2位タイからスタートした森田理香子が、7バーディノーボギーの完璧なゴルフで通算8アンダーとスコアを伸ばし、2位に3打差をつけて逆転優勝を飾っている。

「久しぶりに会心のプレーでした」と笑顔の森田。この日は5番パー5で2オンに成功し、5mのイーグルパットは外したが楽々バーディを奪うなど、前半を3バーディで折り返す。折り返した後半は、12番パー3でピン上8mのバーディパットを沈めると、そこから4連続のバーディラッシュ。一気にリードを広げると、プレッシャーの掛かる上がり3ホールも落ち着いてパープレイで切り抜けた。

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今年のファイナルQTは35位。順位的にはぎりぎりだが、来季はほぼすべての試合に出場出来る。QTが終わってから、「左肩が前に出る癖を直したら、ショットが曲がらなくなった」という森田は、前夜に師匠の足立香澄プロから「狙ってガンガン行ってこい」とハッパを掛けられたという。その期待に見事に応え、今年を最高の形で締め括った。

「(新人戦は)一回しかないし勝ちたかった。不動(裕理)さんも勝っているし、後をついていきたいと思っていたので、勝てて良かったです」という森田。早くもプロ初勝利を飾った期待の大型新人は、6年連続賞金女王の背中を追いかけ初めてのシーズンに挑む。

<上位の成績>
優勝 -8 森田理香子
2位 -5 丁允珠
3位 -4 森 桜子
4位 -3 イム・ウナ
5位 -2 横山恭子
6位タイ E 新井麻衣前田陽子
8位タイ +1 黄アルム櫻井有希木戸愛 ほか

同会場で行われたLPGAレジェンズツアーの最終戦「加賀電子シニアレディースカップ」は、この試合がシニアデビューとなる中野晶が通算7アンダーで2位に6打差をつける圧勝劇。「優勝は何年かぶりだけど(00年以来)、やっぱりプロゴルファー冥利に尽きますね」と、喜びを噛み締めていた。

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