2019年 リゾートトラストレディス

渋野日向子「今では武器」のパットで2勝目なるか

2019/06/01 18:41
チャームポイントの笑顔を見せる渋野日向子

◇国内女子◇リゾートトラストレディス 2日目(1日)◇グランディ浜名湖GC (静岡)◇6560yd(パー72)

2位タイから出た渋野日向子は4バーディ、1ボギーの「69」でプレーし、首位と2打差の通算8アンダー3位タイとした。最終日は同年代の河本結、アマチュアの古江彩佳とともに最終組からスタート。5月のメジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に続く2勝目を目指す。

出だしの1番(パー4)でボギーと出遅れるが、3番(パー5)では7mのパーパットを沈め、「あれからラインが読めるようになったというか、自分が思っているように打ち出せました」。続く4番では5m、5番では4mを決め2連続バーディとし勢いに乗った。

18ホールを終え、「きょう24パットだったんです」とグリーン上の好調さをアピールした。今季ツアー10試合に出場し、1ラウンドあたりの平均パット数は28.97(全体で3位)。「パターはもともと得意ではなかったけど、ラインの読みが良くなってからですかね。今では武器になると思っています」とメジャー覇者らしい強さを見せた。

トップと2打差からスタートする最終日は「きょうは我慢、我慢だったので、あすは爆発出来たらなと思います。きょうほど風は強くなく、難しくないと思うからピンを狙っていきたい」と前を向いた。2勝目という次の扉を開けられるか。(静岡県浜松市/石井操)

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