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大西葵は「80」の大失速 2度のトリプルボギーに悔し涙

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(21日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6428yd(パー72)

ツアー初優勝を目指して首位から出た大西葵は、2度のトリプルボギーを叩くなど8オーバー「80」と崩れて、通算2オーバーの42位。ホールアウト後は悔し涙を目に溜めた。

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まさかの1打が、スタート直後に飛び出した。前半2番でティショットをクロスバンカーに打ち込むと、アゴ近くから左足をバンカーの外に出して放った2打目は、低く右横に出てOBゾーンへと消えていった。「(アゴの)高さがぎりぎりだったけど…、あんなのは初めてです」と、本人もあっけに取られるトリプルボギーで、いきなり出鼻をくじかれた。

だが、「諦めていなかった」と4番(パー5)は2打でグリーンエッジまで運んでバーディを取り返した。しかし、反撃は続かない。「きょうは、あまりキャディさんとかみ合わなかった」と7番、8番(パー3)で連続ボギーを喫すると、「イライラした」と2日間刻んできた10番でティショットに1Wを握って左OB。再びのトリプルボギーとして万事休す。

「もっと冷静にいけばよかったです。キレちゃいましたね。ほんと、そういうのダメだなって…」と、反省したのは18ホールを終えてから。だが、まだ次はある。

大勢のギャラリーに囲まれた最終18番(パー5)で、この日の苦労をねぎらうように長いバーディパットがカップに沈んだ。これだからゴルフは辞められない。「結果はぜんぜんダメでしたけど、この経験は無駄にはならない。こういうふうに最終日最終組を繰り返したい」と、大西はゆっくりと顔を上げた。(熊本県菊陽町/今岡涼太)

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