イチローに同じアスリートとして大きな影響を受けた上田桃子

◇国内女子◇Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 初日（22日）◇茨木国際GC（大阪）◇6219yd（パー71）

野球の米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手（45）が21日、現役引退を発表した。32歳の上田桃子は前日の試合をテレビ観戦し「9回の途中まで見ました。勝負の厳しさを感じた」と話した。

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イチローがヤンキースでプレーしていたときは、現地の球場まで足を運んだこともある。10代から著書を読み漁り、競技に対する姿勢や考え方に影響を受けてきた。

自身も2008年から米ツアーに参戦した経験があるだけに「アメリカで結果を出すのは、想像以上に大変。あれだけ長く活躍されて認められるのは、技術だけじゃない。こんなに日本中が知っているアスリートは他にいない」と尊敬の念を込めた。

表純子は同学年の引退にしみじみ

イチローと同学年の45歳・表純子もテレビで観戦した。足かけ6年間にわたる241試合連続出場の金字塔を打ち立てたが、2017年に右肩関節周囲炎によるトーナメント特別保障制度（公傷）を適用され、約1年間競技から遠のいた。16年を最後に優勝には手が届いていないが、それでも現役を続けている。「『やめちゃうんだ』という感じ。50歳まで頑張ってほしかったけど、すごいなと思っていました」としみじみ話した。（大阪府茨木市／玉木充）