背水の覚悟 元賞金女王イ・ボミはシード最終年
2019/03/05 17:14
◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 事前情報(5日)◇琉球GC(沖縄県)◇6514yd(パー72)
背水の覚悟で新シーズンに挑む。イ・ボミ(韓国)にとって、2019年シーズンは16年賞金ランク1位の資格で得た3年シードの最終年となる。「人間なのでプレッシャーはある。シーズン前半にいい成績を残して、秋は不安なくプレーができればいい」と決意を明かした。
昨季は日本ツアーに参戦した2011年以降、7年ぶりに未勝利。賞金ランキングは83位に沈み、初めて賞金シードを逃した。
復調に向けてオフは1月初旬からタイで1カ月の合宿を行い、コーチのチョ・ボムス氏とスイングの修正を重ねた。「アプローチのタッチがあわないときはバックスイングが速い。良かったときと違うのはそれだけ」と課題を明確にする。
昨年の秋には韓国の俳優イ・ワンさんとの熱愛が発覚し、真剣交際であることも認めた。「結婚の話はまだない。今は試合に集中しているし、寂しくはない。彼も今年が大事な年と理解してくれている」と説明する。
この日はインコースを中心に調整。30歳で迎える2019年だが、結果で期待に応えるしかない。(沖縄県南城市/玉木充)