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逆転女王へ追い込まれた鈴木愛 シーズン終盤に笑顔が増えた理由

2018/11/09 17:33


◇国内女子◇伊藤園レディス 初日(9日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

最終18番。6mのバーディパットはカップ淵を一周し外れた。「入ると思ったけど仕方ない。きょうはすごく楽しく回れた」。首位と2打差の3位タイにつけた鈴木愛は、不本意なパーフィニッシュにも笑顔だった。

夏場に右手首痛で約2カ月離脱した。今季4勝目を挙げた6月「ニチレイレディス」以来、優勝から遠ざかる。シーズン序盤に独走した賞金ランキングは、9月に逆転を許した。結果につながらない日々に焦りやストレスを溜めた。

「練習もやっているし、トレーニングだって結構ハードにやっている。最近はショットもパットも悪くないのに成績が出ない。なんで?なんで?というのが多くなった」。

大会前にはトレーナーから「やることはやっている。その上で結果が出なかったら仕方ない。考え方を一度変えてみようよ」と諭された。鈴木は「今までスコアを考えすぎていた。シーズンも残り少ないし、もうちょっとゴルフを楽しむのもありだな」と思った。

2009、13年と大会2勝をあげている横峯さくらと同じくジョン・ベネット氏をキャディに起用した。パットが決まらないときも「私はすぐにどこが悪いかって考えちゃう。ただ(ベネット氏は)考え方がシンプル。『いまのストロークは悪くなかったよ、ただ入らないだけだ』」と励まされ、プラス思考で臨めているという。

賞金ランクトップのアン・ソンジュ(韓国)とは、3878万5046円差の同3位。逆転での2季連続の賞金女王に向け、今季残り3戦で1勝は必須だ。厳しい状況に変わりはないが、「今週は人の意見を素直に耳にできる。パットの感覚も本当にすごく良い。こんな状態は久しぶりなので」と声も弾んだ。(千葉県長南町/林洋平)

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