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原英莉花は経験不足を痛感「うまく戦えていない」

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 3日目(20日)◇マスターズGC (兵庫)◇6528yd(パー72)

初めてのフルシーズンを戦う19歳の原英莉花は2位タイからスタートし、2バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「76」と落としてホールアウト。通算5アンダーの12位タイに後退し、スタート時は1打だった首位との差は9打に開いた。

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朝の練習場で「きょうはやれると思った」という好感触は、序盤で消え去った。「(首位)争いを意識したのか、考えることとやりたいことがチグハグで、ぼんやりとしてうまくいかなくなった」。最初の1番(パー5)では、右ガードバンカーからの3打目がグリーンをオーバー。ここは3mのパーパットを決めてピンチを逃れたが、3番では1m強のパットがカップに蹴られ、追い上げムードに水を差すボギーが先行した。

6番、7番(パー3)で連続ボギーをたたくと、8番(パー5)では4パットによる痛恨のダブルボギー。「パットも、あまりスパット(ボールを打ち出す目印)が見つからないまま打ってしまったり。逆に、考えすぎて見えなくなっていたのかもしれない」と振り返り、33パットとグリーン上で集中力を欠いた。

今季は8月「ニトリレディス」で自己ベストの3位、9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でも5位と優勝スコアに近いポジションで終えているが、いずれも首位と差がある最終日にスコアを伸ばして浮上したもの。「目の前に(首位の選手が)いたり、自分のスコアが気になると、うまく戦えていない」と反省し、首位争いの経験不足を痛感していた。(兵庫県三木市/塚田達也)

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2018年 NOBUTA GROUP マスターズGCレディース



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