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1年ぶり復帰の表純子「みんなにお帰りと言われて嬉しかった」

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 初日(21日)◇利府GC (宮城)◇6534yd(パー72)

右肩関節周囲炎によるトーナメント特別保証制度(公傷)を適用し、昨年10月上旬の「スタンレーレディス」以来、約1年ぶりのトーナメント復帰となった表純子。小雨がぱらつくあいにくのコンディションの中、序盤3ホールをボギー、パー、ダボでスタートしたが、その後に3バーディを取り返して、イーブンパーの24位と上々の復帰初ラウンドとなった。

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スタートの1番は2打目を引っ掛けてグリーン手前のバンカーに入れてボギーとした。3番は左ラフを渡り歩き、4オン2パットのダブルボギー。出だしこそバタバタしたが、4番(パー3)でティショットをピンそばに付けて「落ち着いた」。13番では30ydからチップインバーディを決めるなど、4番以降はボギーなしの3バーディと盛り返した。

ツアー最多の241試合連続出場記録を保持している。昨年、記録が途切れた直後の「スタンレーレディス」でプレー中に肩を負傷して棄権。同年11月30日に全身麻酔で3時間をかけ、骨にアンカーを入れて切れた腱を縫い付ける手術をした。

「痛みはないけど、1Wが飛ばなくてしんどかった。これまでと2番手くらい違う」と、この日の飛距離には不満顔。それでも、リハビリ中に時間を費やしたアプローチとパターに助けられたのは、怪我の功名といえるだろう。

ボールを打ち始めたのは6月ごろから。ゴルフができない間は、英会話に通ったり、トレーニングをしたり、野球やラグビー観戦もしたという。先週は東京ドームに同じ広島県出身のロックミュージシャン、矢沢永吉のコンサートを観に行き、「69歳であのパワーはすごい」と刺激を受けたばかりだ。

「みんなにお帰りって言われて嬉しかった。1Wが200ydくらいしか飛ばなくて、引退しようと思ったけど…」とおどけたが、女子ゴルフ界の鉄人はまだ弱冠44歳だ。(宮城県利府町/今岡涼太)

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2018年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン



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