5人に「全英リコー」出場権 岡山絵里は初の海外メジャー
◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 最終日(24日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6620yd(パー72)
8月2日から開催される「全英リコー女子オープン」(イングランド・ロイヤルリザム&セントアンズGC)出場権の獲得者が決定した。すでに別資格(※下記参照)で出場権を得ている鈴木愛はのぞかれるが、今週終了時点の賞金ランキング上位5人(有資格者をのぞく)に与えられる。同2位の成田美寿々、同3位の比嘉真美子、同4位のアン・ソンジュ(韓国)、同5位の申ジエ(韓国)、同6位の岡山絵里が「全英」行きのチケットを手にした。
5月末の「リゾートトラストレディス」でツアー初優勝を飾った岡山はメジャー初挑戦。通算13アンダーの単独3位で終えて1260万円を加算し、賞金ランク8位から圏内に飛び込んだ。「嬉しいです。行ったことがないのでイメージが湧かないけれど、どんなところか見てみたい」と、滑り込みでつかんだ「全英」切符を喜んだ。
エントリー締め切り(英国時間の7月27日午後5時)までに辞退者が出た場合、資格は順番に下位の選手へと繰り下がる。同7位以下で続く菊地絵理香、フェービー・ヤオ(台湾)、勝みなみらにも、まだ出場の可能性は残されている。
現時点で成田、比嘉、アン、岡山の4人は出場の意思を明らかにしているが、申は欠場を示唆。菊地と勝も国内ツアーを優先したいとの理由で態度を保留し、ヤオは「出場したい」とメジャー初挑戦に意欲的だった。
■ 「全英リコー女子オープン」有資格者 ※6月24日時点
・2017年大会15位までの選手/鈴木愛(昨年大会14位)
・2018年「アース・モンダミンカップ」終了時点で有資格者を除く賞金ランキング上位5人/成田美寿々、比嘉真美子、アン・ソンジュ、申ジエ、岡山絵里
・2017年「LPGAツアー選手権リコーカップ」優勝者/テレサ・ルー