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有村智恵は6年ぶり優勝を逃すも「楽しかった」

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日(10日)◇六甲国際GC(兵庫)◇6525yd(パー72)

プレーオフ4ホール目で惜敗し、2012年以来6年ぶりの優勝に届かなかった有村智恵だが、ホールアウト後はすっきりとした表情だった。

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3打差の5位から出た最終日を5アンダー「67」とし、成田美寿々と通算16アンダーの首位に並んでホールアウト。最大のチャンスは、18番の繰り返しで行われたプレーオフの2ホール目。1.5mのチャンスにつけたが、「自分の思ったところに打ったけど、微妙なラインでフックだと思ったら最後スライスした」と決めきれず、4ホール目に成田にバーディを奪われて決着した。

「3割くらいの調子だった」というショットでプレーオフまで進出し、「6年ぶりという感覚もなくて落ち着いていた」と、久しぶりの優勝争いにも動じなかった。本調子にはほど遠い中でここまで戦えたことに一定の自信を得ながらも、「このショットとパッティングでは、ちょっと厳しいなと。(プレーオフ2ホール目の)あれが入らなければ、向こうに隙を見せてしまう」と、淡々と敗戦を振り返った。

だが、負けた悔しさよりも、味わった興奮が勝っていた。「楽しかったです。お客さんもたくさん残ってくれていたし、このままプレーオフをしばらく続けたいから頑張って入れよう、みたいなワクワク感があった。純粋に手が震えたりするのも、気持ちいいなと思いました」と、勝負の高揚感を胸に刻んで六甲を去った。(兵庫県神戸市/今岡涼太)

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2018年 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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