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母国ファンクラブは1500人 イ・ジョンウン“6”の正体

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 初日(3日)◇茨城GC西コース(茨城県)◇6715yd(パー72)

昨季の韓国ツアー賞金女王が強さを見せた。同姓同名選手がほかに5人いるため、名前に数字をつけて選手名を登録する21歳のイ・ジョンウン6(韓国)。日没順延で24選手がホールアウトできない中、暫定トップと1打差の1アンダー4位タイにつけた。

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強風の中、午後にティオフした前半はショットが安定せず1バーディ、3ボギーと停滞。雷雲接近の影響で開始が45分遅れた影響もあり、「ただでさえ悪天候の中でプレーすることが得意ではないので。さらに進行が遅れていたことで、ティアップなども普段より急ぐ必要があって自分のリズムをつかめなかった」と説明した。

母国とのロープ外の違いも影響した。大型連休で3581人を集めたギャラリーに「韓国では決勝ラウンドはお客さんが入るけど、予選ラウンドは平日になるからあんまりいない。日本は多くて緊張し、慣れるまでに時間はかかった」という。

それでも韓国で昨季4勝を挙げ、賞金タイトルや平均ストローク「69.80」でトップに立った女王は「徐々に慣れてきたので、心を入れ替えよう」と、後半4番からの2連続バーディに7番でも伸ばして浮上。「普段の自分のプレーができれば、日本のツアーでもやれると自信になった」とうなずいた。

母国では1500人が加盟するファンクラブ「ラッキーシックス」がある。自身は親しみを込めて「シックス」と呼ばれ、ボールやキャディバッグにも6の文字が入る。日本のギャラリーからも「シックスと呼んでもらいたい」とほほ笑んだ。

「6はもともと好きな数字ではなかった」と明かしたが、「名前になってから意識するようになった。すごく縁を感じる」。韓国ツアーで初優勝した大会は、3日間「66」を並べた逸話もある。今大会の最終ラウンドが6日と知ると「そこまでしっかり戦う。わたしの日にしたい」と不敵に笑った。(茨城県つくばみらい市/林洋平)

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