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宮里藍さんがプロアマ戦に参加 「まだまだ現役」に照れ笑い

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 事前情報(2日)◇茨城GC西コース(茨城県)◇6715yd(パー72)

今季国内メジャー初戦の開幕前日、宮里藍さんが昨年9月の現役引退後、初めてツアー競技のプロアマ戦に参加した。昨季賞金女王の鈴木愛と同組でラウンドし、現役時代さながらの好ショットを披露した。

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午前8時18分に1番からティオフすると複数のカメラマンを引き連れて、終始和気あいあいとした雰囲気で回った。同組のアマチュアがグリーンオンすると「ナイスショット」「うまい!」と、現役のときと変わらない気遣いで盛り上げた。

前夜には「まったくプレーしていないので、緊張しています。愛ちゃんに迷惑をかけないように」と話していた宮里さん。後半には、グリーン手前ラフからピンに寄せる好アプローチも。同組のアマチュアからの「まだまだ現役選手ですね」の言葉に「いやいや」と笑顔で首を横に振った。最終18番で鈴木がチップインを入れると、互いにハイタッチしてラウンドを締めた。

ホールアウト後に母校・東北高の後輩の有村智恵上田桃子と談笑していると、10人ほどのカメラマンが一気にシャッターを押した。その後、前週「サイバーエージェントレディス」でツアー初優勝した同じ沖縄県出身の19歳、新垣比菜に「おめでとう」と声を掛けた。

宮里さんの現役時代を含めて初めて同組でプレーした鈴木は「パターの転がりとかすごく上手だった。聞きたいことがすごく多くあって。詳しくは言えないけど、試合への気持ちの持って行き方だったり」とし、さらに「アプローチなどもすごく勉強になった。スピンのかけ方が違って、わたしはキャリーを出しながらスピンをかけるのは得意じゃない。パー5で50yd以内が残る場面が多くて、わたしもわざと藍さんと同じくくらいの残り距離にして、近くで見たりした」と感謝した。

鈴木は「同組のアマチュアの方へのアドバイスも『いまのはタイミングが良かったですけど、ちょっと右を向いていましたね』とか的確。わたしがサブかと思うくらいだった」と笑いを誘った。「すごく緊張すると思ったけど、意外と落ち着いてできた。小さいころからの夢がひとつかなった。ハッピーな一日になった」と表情を緩めた。(茨城県つくばみらい市/林洋平)

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