2018年 KKT杯バンテリンレディス

また最終日に急降下 19歳ルーキー三浦桃香が勝てないワケ

2018/04/15 18:50
3度目の優勝争いも三浦桃香はショット不調で大崩れ

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(15日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6428yd(パー72)

3度目の優勝争いとなるはずが、初タイトルへの壁はぶ厚かった。首位と1打差の4位タイから出た19歳のツアールーキー三浦桃香は「79」と大きく崩れ、通算4オーバーの34位タイ。「調子が良くなかったので、しょうがない」と、苦笑しながら振り返った。

序盤2番でボギーを先行し、続く3番(パー3)でもグリーン奥のバンカーに突っ込んで連続ボギー。「開幕前からアイアンの調子が本当に悪くて…」。

その後も5番でダブルボギーをたたき、バーディなしの5ボギー1ダブルボギー。パーオン率は33%と低調だった。一方、終盤に9Iを握ったとき「なんとなく良くなった感覚があった。これを収穫にできるように来週以降もやっていきたい」と、前を向いた。

「Tポイントレディス」(22位タイ)、「アクサレディス」(10位タイ)に続き、最終日を上位で発進しながらサンデーバックナインの優勝争いにはからめず、スコアを落とす結果となった。「いまは最終日が課題というより、ちゃんと調子を良くしていきたい」と今後の戦いを見据えた。(熊本県菊陽町/林洋平)

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