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お化粧だって大切な仕事?ルーキーたちの「春の新生活」

「春の新生活」がキーワードになる季節を迎えた。女子ゴルフ界も例外ではない。3月にシーズンの幕が開き、ツアールーキーたちは“新社会人”として生活を始めた。アマチュア時代とは異なるプロとしての振る舞いを、ぎこちなくも身につけようとしている。

ルーキーたちの多くは18歳~19歳。高校を卒業してプロの世界に飛び込んだ。アスリートとして結果を求められるだけでなく、大会主催者のゲストらとプロアマ戦で回ったり、試合で多くの観客に見られたりすることも仕事の一環になる。

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19歳の新垣比菜はアマチュアのときから数多くのプロツアーに出場してきたが、「今年から朝に化粧をきちんとする時間ができて。少しルーティンが変わっちゃった」と笑って明かす。これまでの起床し、ご飯を食べて、練習やトレーニングに向かうという流れに「10分程度ですけど、化粧をしてからホテルを出る」行為が加わった。

父とともに転戦する生活の中で、20代の「いとこのお姉ちゃん」に化粧の仕方を習いに行ったとし、「やっぱりまだ苦手ですけど、ファンデーションを使ったりですかね」と初々しく話した。

「先輩に教えてもらっています」というのは19歳の高橋彩華。昨年から多くのプロを指導する南秀樹コーチに師事し、先輩プロとのつながりができた。23歳の江澤亜弥から「このアイラインとマスカラがいいよ」と勧めてもらったものを使っている。少し慣れてきた様子で「以前と比べて化粧を早くできるようになった。15分程度で終わります。これからは日焼け止め対策が大事ですよね」と笑った。

昨年のプロテストにトップ合格した20歳の松田鈴英は前週の「アクサレディス」で、初めてプロアマ戦に参加した。「前夜祭から始まって、試合より緊張してどうしようか」という心持ち。同組のメンバーは父親と同世代か年上の40代や50代で、ラウンド中も「きちんとした振る舞いができたかな?」と思ったという。

それでも、ラウンド後には同伴メンバーから「楽しかった」と、早くも仕事の話が来た。「その場でレッスンをしたり、心配していたのと全然違ってすごく楽しくできました」と笑顔で振り返った。(編集部・林洋平)

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