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54ホールで1ボギーの比嘉真美子は2位「成長を感じた」

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 最終日(25日)◇UMKCC(宮崎県)◇6505yd(パー72)

3ホールに及んだプレーオフでフェービー・ヤオ(台湾)に敗れた。あと一歩に迫ったタイトルを逃した比嘉真美子は「自分のやるべきことをやっていければ、来週以降にもチャンスはめぐってくる」と淡々と語った。

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18番の繰り返しで行われたプレーオフの3ホール目。ヤオのウィニングパットが決まると、比嘉は悔しさを押し殺し「きょうは自分のミスで負けたわけではないけど。ヤオ選手が素晴らしいプレーをしたと思う」と素直にたたえた。

ともに入れれば勝てた正規の18番(パー5)やプレーオフ1ホール目のバーディチャンスを外し「きょうは特にああいう(プレーオフ1ホール目のような)パットが多かった。いいところには出てはいるけど、入ってくれない。最後まで惜しいのが多かった」と悔やんだ。

一方「収穫のあるラウンドであったと思うし、危ない場面やチャンスのホールなど緊張するところでも落ち着いてできていた」。開幕前は「胃腸炎のような症状」で発熱や吐き気があったが、点滴まで行い、体調を回復させた。2打差を追った最終日は4バーディ、ボギーなしの「68」。大会3日間54ホールで1ボギーにおさえ「気持ちの面で成長を感じることができた」と前向きにとらえた。

次週「ヤマハレディースオープン葛城」(葛城GC山名コース/静岡)は2013年に初優勝を決めた思い出の大会。「きょうは悔しい気持ちがあるけど、それをポジティブな意味でとらえていきたい。来週以降が楽しみではある」と力を込めた。(宮崎県宮崎市/林洋平)

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