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人生初のガッツポーズも 三浦桃香は日本人プロ最少試合Vなるか

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 2日目(24日)◇UMKCC(宮崎県)◇6505yd(パー72)

1イーグル3バーディ、1ボギーの「68」。後続と1打差の通算10アンダー単独首位に立った19歳の三浦桃香は、「前半は悔いの残る感じだったけど、朝から緊張することなくできた」と堂々のプレー。宮里藍さんと佐伯三貴に並ぶ日本人最少試合優勝(4試合目)に前進した。

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パーを並べて迎えた前半8番(パー5)。5mのバーディパットを決め、「人生で初めてガッツポーズしちゃった」と笑顔でこぶしを握った。地元ファンの大歓声にも乗せられたのか、「いままで嬉しいときでもさすがにガッツポーズはでないだろうと思っていたんですが、自然と出ちゃうものなんですね?」と力強いアクションが飛び出した。

折り返しの10番(パー5)では、246ydから3Wで「花道から狙い通り」と4mに2オン成功。ラインを読み切ってカップに沈め、プロ初イーグルを奪う。ロープの外では、地元でともに「パター練習などを行う」という数人の小学生が応援していた。「彼らの前で変なプレーはできないと思った。普段はタメ口で話してくるけど、きょうはみんな驚いてくれた。だから嬉しくて今度はカップに入る前からガッツポーズしちゃいました」。

好調なプレーが続く中でも、重度の花粉症により「朝からぼーっとしていた」という。午後11時に就寝した前夜は、鼻水で10回以上も目が覚めた。「もうイライラしちゃって」と両鼻にティッシュをつめた。今週初めに購入した、香りが出る加湿器をつけていたが、「せっかくラベンダーにしたのに、まったくかげなかった」と笑いを誘った。

前週の「Tポイントレディス」では、最終日最終組から出て22位フィニッシュ。「すごく恥ずかしくて、わたしがここ(最終組)にいたらいけないと思った。ほかの2人に迷惑をかけている気がした」。もう、そんな思いはこりごりだ。「あすはスコアを考えすぎないでやりたい」と穏やかにうなずいた。

三浦の活躍もギャラリーを呼び寄せたのか、2日目は前年大会から2582人増の5532人が来場。選手ひとりにつき先着10人までの制限があるファンとの撮影会では、早朝にいち早く定員に達する人気ぶりだ。「一打一打をしっかりこなしたい。それさえできれば、自分をいつも以上に褒めてあげたい」。地元の応援を背にうけて、女子ゴルフ界にニューヒロイン誕生なるか。(宮崎県宮崎市/林洋平)

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