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女子ツアー6年連続で賞金総額最高に 優勝シードは翌年末まで

2017/12/13 06:24

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は、2018年度のトーナメント開催日程を発表した。年間試合数は38試合で、17年と変わらない。レギュラーツアーの合計賞金額は493万円アップの37億2500万円となり、6年連続で史上最高額を更新した。

10月の「スタンレーレディス」の賞金総額が1000万円増えて1億円になった。米ツアーを兼ねた11月「TOTOジャパンクラシック」の総額は150万ドルで増減はなかったが、為替レートの影響を受けて円換算で1億6500万円に下がった。

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下部ステップアップツアーは21試合のまま、計2000万円アップの4億2500万円。2日間で開催されていた「Skyレディース ABC杯」、「ANA PRINCESS CUP」が3日間開催となり、世界ランキングポイント付与対象の3日間大会が17試合に増えた。

LPGAは合わせてトーナメント規約・規定集の改定も発表した。ツアー優勝者に対し、これまでは優勝した翌日から365日のシード権を与えていたが、来年度からは優勝の翌年度までのシード権(一部大会を除く)を与える。

賞金シードは(1)最終戦「LPGAツアー選手権」終了時点の賞金ランキング50位まで、(2)1試合前の「大王製紙エリエールレディス」終了時の50位以内-にそれぞれ与えるよう変更。永久シード選手らが圏内に入っても、ボーダーラインの繰り下げは行わない。

また、選手の出場エントリーの締め切りを各大会の4週前の金曜日から、3週前の金曜日に変更した。

小林浩美会長は「来年はリランキング制度も開始する。さらなる競争を加速させて、選手の持てる能力を引き出して、2020年の東京オリンピック、または世界に勝つということを目標にステップアップツアーからレギュラーツアーにひもづけたツアー強化を続けたい」と意欲を示した。

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