ニュース

国内女子の最新ゴルフニュースをお届け

当落線上の新垣比菜に手痛い2罰打 クラブ置き忘れで遅延

◇国内女子◇ファイナルクォリファイングトーナメント 最終日(1日)◇有馬カンツリー倶楽部 (兵庫県)◇6439yd(パー72)

今年プロテスト合格の新垣比菜は、来季前半戦(第1回リランキングまで)の出場権をかけた予選会の最終日に遅延プレーによる2罰打を課され、通算2オーバーの45位にとどまった。LPGAによると、35位前後が前半出場権の目安となる。

<< 下に続く >>

後半11番(パー5)において、父でキャディの博昭さんが前のホールに置き忘れたクラブを取りに戻っている間、新垣はプレーを続けずに待機。これがゴルフ規則6-7にある『不当の遅延』とみなされ、パーで上がった同ホールはダブルボギーに訂正された。

新垣は後半10番のガードバンカーで使用したサンドウェッジをそのまま置き忘れて、続く11番で同じクラブを使用するときに気づいた。「(10番で使用後、父に)クラブを渡した記憶はあるけど、あんまり覚えていなくて」。プレーを続けることなく、父の戻りを待った。試合後は落ち着いた様子だったが、「その後は動揺した。遅延にあたるってなって。悔しさはある」と肩を落とした。

かりにキャディが離れても、自らバッグを持ってプレーを続けていればペナルティを受けずに済んだこともあり、「ルールを知らなかった」と自責した。新垣の順位を2017年の実績に合わせると、来季前半は全試合の3分の2程度の出場数になる見通し。「来季はステップツアーが多くなるかもしれないけど、後半戦で(レギュラーツアーの)試合に出られるように頑張りたい」と視線を上げたが、手痛い罰打になった。(兵庫県三田市/林洋平)

【ゴルフ規則】
6-7不当の遅延;スロープレー (抜粋)
プレーヤーは不当に遅れることなく、委員会がプレーのペースについてのガイドラインを決めているときはそれに従ってプレーしなければならない。なお、あるホールのプレーを終えた後、次のティーインググラウンドからプレーするまでの間も、プレーを不当に遅らせてはならない。規則6-7の違反の罰はストロークプレーでは2打。

関連リンク



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!