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曲がらない1Wにひらめきクロスハンド 東浩子が首位浮上

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目(8日)◇安比高原GC(岩手県)◇6640yd(パー71)

QTランク42位の東浩子が5バーディ、1ボギーの「67」でプレーして通算4アンダー首位タイに浮上した。出場選手127人中、この日アンダーパーをマークしたのは8人だけ。「67」はこの日の最少スコアで、初日27位から順位を上げた。

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1番から出た東は4番(パー3)で、8Iで放ったティショットを2.5mにつけてバーディを先行。続く5番(パー5)ではラフから残り87ydの第3打を3mに寄せて2連続とした。折り返した10番をボギーとしたものの、「きのうの雨の影響でグリーンが思ったよりとまってくれたので、ピンを狙っていけた」と、後半に3つのバーディを奪った。

メジャーの舞台・安比高原GCのフェアウェイ幅は20~25ydと狭い。正確なアイアンショットに加え、前週を終えてフェアウェイキープ率ツアー2位(79.2308)の持ち味を存分に発揮した。

今季は24試合に出場して、予選落ち9度。「パーオン率、フェアウェイキープ率が良い中で、なかなか上位争いに食い込めないもどかしさを感じていた」という。そんなときに思いついたのが、クロスハンドグリップでのパッティングだ。ロングパットやチャンスにつけたときに行うことで「体のクセでオープン気味になってしまうアライメントが、クロスに握るとスクエアに構えられる」と気づいた。

ところで、東のサンバイザーには「全英オープン」を4度制したトム・モリス・シニアの言葉「Never Up, Never In」(届かなければ入らない)と書かれたマーカーが光る。「あきらめるな?って意味でしたっけ?」。いや、それは「Never give up」。

待ち受けるメジャーの決勝ラウンドが厳しい舞台であることは百も承知。「その中で自分の持ち味を生かせるようにガンガン行きたい」と意気込んだ。(岩手県八幡平市/糸井順子)

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