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増えた?減った? 今季女子ゴルフのTV視聴率と観客動員

アン・シネ効果? 藍ちゃん効果?

2017年の国内女子ツアーは、全38試合のうち17試合が終了。今季3勝のキム・ハヌル(韓国)が賞金ランキングトップを走る一方、3年連続の賞金タイトルがかかるイ・ボミ(同)は未勝利が続き、昨シーズンとは主役が異なる展開。ゴルフファンの関心を示す指標のひとつとして、優勝が決まる「最終日」のテレビ視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東・地上波のみ)を比較・検証してみた。

5月末には宮里藍が突然の引退を表明し、“セクシークイーン”ことアン・シネ(韓国)の日本ツアー初上陸――と、開幕前には想定外だった話題も生まれているシーズン。最も視聴率が高かったのは、6.3%を記録した前週開催の「アース・モンダミンカップ」だった。今季3試合目のアン・シネが上位争いを続けたほか、鈴木愛三ヶ島かなの熾烈な優勝争いが生中継で放送された。

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2番目によく見られたのは、宮里が6年ぶりに地元・沖縄で出場した3月の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で、前年比2.2ポイントアップの6.2%を記録。3番目は、宮里の2年ぶり出場とアン・シネの国内デビュー戦が重なった5月のメジャー戦「ワールドレディス選手権 サロンパスカップ」で6.1%だった。

関東で地上波放送があった16試合の平均視聴率は4.4%で、前年の同時期(15試合)と比べると0.4ポイント減という結果となっている。

一方、各大会の入場者数を見ると、8試合で増加、6試合で減少という結果(この2年間で中止日程のあった3試合は除く)に。こちらでは、引退表明後の「サントリーレディス」で8942人増を記録したのをはじめ、宮里が出場した4試合の観客増が顕著となった。

「ダイキン」は7464人増。5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」で5253人増。7389人増となった「ワールドレディス選手権」ではツアー歴代8番目の4日間合計4万1484人を記録。引退を表明する前からゴルフファンが宮里のプレーに期待し、会場に足を運んでいたことが推察できそうだ。

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2017年 アース・モンダミンカップ



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