上田桃子がプロアマを1打で棄権 2試合連続Vに暗雲
2017/06/01 12:39
◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 事前情報(1日)◇ヨネックスCC(新潟県)◇6423yd(パー72)
2週間前の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」で3季ぶりの優勝を飾った上田桃子が、1日のプロアマ戦の1ホール目でティショットを打った後、背中痛のため棄権した。前週は休養し、調整を重ねて乗り込んだが、出場2試合連続優勝に早くも暗雲が立ち込めた。
出だしの10番のティショットでは、背中を気に掛けるようにゆっくりとバックスイングをする途中で「うわあ…」と思わず声を漏らした。力ない感じで何とかクラブを振り抜いたが、満足にスイングができないのは明らかだった。
上田は棄権を表明した後、10番グリーンまでは同伴アマチュアに歩いて同行。大会関係者に挨拶をした後、クラブハウスで取材に応じ「『ぎっくり背中』みたいな感じ。去年からちょくちょく痛むときがあった」と説明した。前日の練習後、夕方にホテルでチェックインをした際、突然「ズキッ」と痛みが走ったという。
病院には行かず、ホテルでトレーナーのケアを受けて初日に備える見込み。「最善は尽くすけど(本選出場は)分からないですね…」と肩を落とした。(新潟県長岡市/塚田達也)