「最もフレンドリー」「コースの外でもすばらしい」 米ツアー選手からも惜しむ声/宮里藍引退
2017/05/29 15:40
宮里藍の今季限りでの引退について、主戦場の米ツアーの選手らからも惜しむ声が寄せられた。
韓国のチェ・ナヨンは「驚きました。彼女は世界ランキング1位だったし、一緒に育った。13歳か14歳のときに初めて藍に会って、互いにナショナルチームメンバーとしていろいろな国に行ったし、とても良い友達だ。ツアーで彼女を見られないのはとても悲しい」と語った。
スーザン・ペターセン(ノルウェー)は「お互い、コース内でもコースの外でも沢山サポートしあいました。彼女が日本の女子ゴルフ界に与えた影響、ここでの功績に敬意を払います。 彼女はツアーの中で最もフレンドリーな人。第2の人生のスタートも良い友達でいれることを願っています」とした。
フォン・シャンシャン(中国)は「聞いたときはちょっとがっかりしました。彼女はツアーにとって大切。すばらしい選手というだけではなく、コースの外でもすばらしかった」と宮里をたたえた。
野村敏京は「日本では朴セリみたいな存在だったし、とっても悲しい。ちょっともったいないなと思う。早めに藍さんと会いたいです」と望んだ。
宮里美香は「昨年の台湾の試合(10月の「フボンLPGA台湾選手権」)で藍先輩から引退のことを聞きました」と明かした上で、「そのときはまだ実感が湧かなかったのですが、今は寂しい気持ちでいっぱいです。残りのシーズンも藍さんらしく、笑顔でプレーしてほしいし、その後は素敵な第二の人生を歩んで下さい、と言いたい」と結んだ。