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藍引退知らぬ鈍感力で3勝目!41歳カン・スーヨン「わたしは続ける」

◇国内女子◇リゾートトラストレディス 最終日(28日)◇オークモントGC (奈良)◇6538yd(パー72)

カン・スーヨン(韓国)が藤田さいき全美貞(韓国)とのプレーオフを制してツアー通算3勝目を挙げた。2016年「サントリーレディス」以来のタイトル。逆境でベテランの勝負強さが光った。

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「えっ!?」。41歳は、キョトンとした。報道陣から宮里藍の引退について問われたとき。「えええ!知らないですよ」と大慌てで動揺した。

2005年に当時の主戦場の米国ツアーで優勝した実力者。宮里は、ともに世界で戦った間柄だ。「すごく実力があるのに、なんでなんでしょう?」と寂しがった。

粘りの姿勢でタイトルを獲得した。胃痛がひどく、2週前の「ほけんの窓口レディース」を予選落ちで終えると、一時帰国。内視鏡の検査を受け、胃腸炎の診断を下された。「ストレスです。ゴルフがうまくいかないストレスです」と苦笑いを浮かべた。

昨年の「サントリーレディス」で優勝した際も、交通事故の影響で首痛を患っていた。「なんでなんでしょうね?」と首を傾げた。

最終18番で3mのバーディパットを決め、土壇場で追いついた。プレーオフ1ホール目でも勝負を決める3mを入れ、天を見上げて喜んだ。「わたしは体が大丈夫な限り、続けますよ!」と、若々しく笑った。(奈良県山添村/林洋平)

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