川岸史果はコースを熟知する姉と再スタート

◇国内女子◇サイバーエージェントレディス 事前（27日）◇グランフィールズCC（静岡県）◇6501yd（パー72）

賞金ランク6位と好調なシーズン序盤を戦うルーキーの川岸史果が、今季初めてとなる一週間の欠場を挟んでリフレッシュ。月曜から2日間は長く抱える右足痛のケアのため病院に通い、「水、木はボーッとして。部屋の掃除や映画を見て、疲れをとることができた」と、期待が高まるツアー初優勝への準備を整えた。

「これまでも痛みがあった」という足の症状は回復に向かい、ゴルフの状態も「休んでいたわりには悪くない」と表情は明るい。加えて今週は、姉の紘子さんがキャディを務めることも22歳の笑顔を多くする。

紘子さんは、大学在学時に会場のグランフィールズCCでキャディを担当していた経験がありコースを熟知。「私は風の読みが下手なので」という川岸にとって、読みを得意とする姉は心強いパートナーとなりそうだ。（静岡県三島市／塚田達也）