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グローブしてパットの理由 アマ競技辞退の小祝さくら、再び快進撃?

ビッグスコア続出のリーダーボードに18歳アマチュアが食い込んだ。国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」初日、高校3年生の小祝さくら(こいわい・さくら)が5バーディ、1ボギー「68」でプレー。首位と2打差の4アンダー発進に「パットのタッチが良くて、いつもより入ってくれた」とはにかんだ。

小祝という珍しい苗字に見覚えがあるゴルフファンも多いだろう。先月の新規大会「ニッポンハムレディス」で、2日目まで首位に立ち続ける快進撃。最終的に8位に終わり、史上初のアマ完全優勝は逃したが、地元・北海道で強烈なインパクトを残してみせた。

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「ニッポンハムレディス」でもアピールしていた好調なパットは、小祝にとって状態の良さを示すバロメーターでもある。そのグリーン上では、小祝は珍しく左手にグローブを着けたままパットを打つスタイル。聞けば「1回外そうと思ったこともあったけど、いつも忘れてしまうんです。着けても脱いでも一緒ならいいかなあと」。彼女の周囲には、どことなくホンワカした空気が漂っている。

そんな自らの性格について「優柔不断。食べ物のメニューもいつも悩んじゃう」と話すが、ゴルフに関しては芯が一本通っている。今週は当初「全国高等学校ゴルフ選手権」に出場予定だったが、「ニッポンハムレディス」終了後に今大会の推薦オファーが舞い込んだことで、「良い経験になるし、こちらを選びました」と高校に断りを入れたという。来年にはプロテストが控えていることも、プロツアーに臨む18歳のモチベーションをより高いものにしている。(長野県軽井沢町/塚田達也)

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2016年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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