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リオで“ドルガバ”は危険?浮足立つ父を心配する大山志保の発想

「リオデジャネイロ五輪」日本代表の大山志保は、札幌国際CC島松Cで5日(金)に開幕する国内女子ツアー「meijiカップ」で、離日前最後の試合を戦うことになる。心配された首痛は「痛みもなく、もう大丈夫」と完治を確信。五輪ゴルフ女子競技までの2週間で状態をピークに上げていく。

開幕が近づき、ここ数日はテレビの報道も増えたが「まだ別世界な感じがして、(自分が日本代表であることに)実感が沸かない」という。「現地に着いて、日本代表のウエアを着てはじめて実感すると思う」と、熱はまだまだ上昇過程といったところ。「ゴルフはほかの競技と比較して(世間的な)認識が薄い分、良いプレーをしなければいけないという気持ちが強くなった」と意欲をのぞかせた。

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ところで、本人以上に浮き立っているのは父・晃さんかもしれない。大会期間中は現地に応援に駆け付ける予定。誰にもでも気さくに話し掛ける旺盛な好奇心の持ち主で、旅先ではいつも行方不明になる父を心配し、大山は「GPSをつけたい」と笑う。「現地ですぐ会うのに、『出国のときには見送りに行く』っていうんですけど・・・」と心踊らせる毎日を送っているそうだ。

晃さんは国内ツアーの会場を訪れる際、娘から誕生日にプレゼントされた「ドルチェ&ガッバーナ」のショルダーバッグを持参している。しかし治安が不安視されるリオに、イタリアの高級ブランドかばんを携行させるわけにはいかないと、大山は今回新たにバッグを贈った。

聞けば、アメリカのかばんブランド「TUMI(トゥミ)」のものだという。こちらも高級品だが「“迷彩柄”だから大丈夫かなって・・・」と大山。五輪会場はアマゾンではない。天真爛漫な遺伝子は、オリンピアンの娘もしっかり受け継いでいる。(北海道北広島市/糸井順子)

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