2016年 KKT杯バンテリンレディス

「公傷」で欠場中の佐伯三貴が4月から戦線復帰へ

2016/03/22 18:45
特別保障制度で休んでいた実力者・佐伯三貴が4月「KKTバンテリンレディス」から競技復帰する ※撮影は2014年「meijiカップ」

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は22日、右手関節炎などのため「トーナメント特別保障制度」を利用して国内女子ツアーを欠場中の佐伯三貴が4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」から復帰することを発表した。

ツアー通算7勝を誇る佐伯は、昨シーズンの開幕戦で右手関節痛を発症し、その後の出場した6試合すべてで予選落ち。医師から「右手関節炎およびCM関節炎」と診断され、昨年5月「ワールドレディスサロンパスカップ」から、いわゆる「公傷」扱いとなる特別保障制度を利用して欠場していた。

同制度では欠場した年度の欠場以降のツアー競技数と同数の試合の出場権が保障される。昨シーズン賞金シードを保持していた佐伯は25試合を残して制度適用となったため、「KKTバンテリンレディス」から10月「富士通レディース」までの出場が保障される。

「富士通レディース」以降の試合に出場するためには、今シーズンの獲得賞金と昨シーズンの賞金790,000円を合わせた金額が、昨シーズン賞金ランク50位の柏原明日架の獲得額を上回る必要がある。25試合で17,126,000円以上を獲得しなければならない計算だ。

2016年 KKT杯バンテリンレディス