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世界トップ10の韓国勢が参戦 “日本タイトル”へのモチベーションは

2015/09/30 20:07

国内女子メジャー今季第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」に、世界ランクトップ10に名を連ねるユ・ソヨン(4位)、チョン・インジ(10位)ら韓国の強豪が大挙出場する。開幕前日の30日、公式練習に現れ最終調整を行った。

2年ぶりの日本ツアー出場となるユは、韓国女子ツアーを主戦場としていた2011年に「全米女子オープン」を制し、翌年から米ツアーにフル参戦。今季優勝こそないものの、ここまで20戦に出場してトップ10が8度と安定感を誇る。米ツアー以外だが、欧州女子ツアー(「WORLD LADIES CHAMPIONSHIP」)、韓国女子ツアー(「ハイウォンリゾート女子オープン」)で今季優勝を飾っている。

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日本での実績は、2013年5月の「ワールドレディス サロンパスカップ」(4位)、同11月の「ミズノクラシック」(27位)とアマチュア時代の07年6月の「サントリーレディス」(19位)がある。過去に「全米女子-」をはじめ、カナダ、中国のナショナルオープンのタイトルを獲得し、今週は4カ国目のタイトルに挑むつもりだ。

「日本のナショナルオープンに出場できるのは光栄。素晴らしいコンディション、セットアップを見て日本の選手が『勝ちたい』と思う理由が分かる。これまでの3つのナショナルオープンタイトルにさらに加えたい。1年で3つの異なるツアーで優勝できたということが自信になって、米ツアーでの勝利にもつながると思うから」

一方、2012年にプロ転向を果たしたチョンは、今年5月の国内メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」で日本ツアー初出場で初勝利を飾った。愛称“ダンボ”としても知られる高麗大学に通う現役女子大生だ。この優勝で日本ツアーの出場権を手にできるが、「日本でプレーしたい気持ちはある。でもいまはオリンピックに出ることが目標なので、(ランキング)ポイントの高いアメリカで戦いたい」と、来季は米ツアー出場の予定だ。

今週は米ツアーの大会中止を受けての参戦だ。「『全米女子-』、『全英女子-』と出場してきたけど、日本女子オープンも決して引けを取らない難しさ。前回も日本でプレーして多くを学んだ。今週はとても楽しみ」。イ・ボミら多くの先輩韓国人選手が頂上を狙うツアーの“日本一”とされるセッティングでの力試しを意気込んでいる。(石川県加賀市/糸井順子)

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2015年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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