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4戦連続予選落ちの深い霧…森田理香子が3位発進

国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」初日に、4試合連続予選落ちが続いていた森田理香子が7バーディ、3ボギー「68」でプレー。6月「アース・モンダミンカップ」最終ラウンド以来となる60台をマークし、首位と2打差の4ンダー3位発進を切った。

前週「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」では「へこんでいます」と苦笑いを浮かべ、なすすべなく4戦連続の予選落ちとなった森田。「ゴルフは悪いときの方が多いと思う。切り替えていかないといけないけど、今まではそれが上手くできていなかった。今は成長できる良い時間なのかな、と思っています」と、自らに言い聞かせるように話していた。

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そんなスランプに光明が差すスコアといえるかどうか? 久しぶりの60台をマークした森田は「特に変わっていない」と、この4試合との違いについてサラリと話した。「ミスもあったけど、元々そこまで悪いところもなかった。スイングも変えていないし、やっぱり予選落ちは無駄ではなかったと思っています」。特定できない課題は解消もできない。霧の中を歩くようなもどかしさが、まだ残っているようにも聞こえる言葉だった。

数字は正直だ。かねてから「調子のバロメーター」と話してきたイーグル数は、賞金女王を獲った2013年の8個から減少傾向にある。1勝に終わった14年は4個に減り、今季は27試合を消化した時点で2個。パワーヒッターの代名詞ともいえるイーグルの減少は、そのまま飛距離の低下を意味する捉え方もできるだろう。パワーダウンしたとは限らない。実際、今季は飛距離へのこだわりを残しつつも、方向性アップの必要性も口にし、技術よりもマネジメント面での変化を感じる言葉が少なくない。

ともあれ、この日は7バーディを量産しての好発進。「自分が思った感触の球が打てると気持ちも上がってくる。スコアもプラスして、今日は久しぶりに楽しかった」と笑顔もこぼれた。「自分でしか分からない感触を大事にしていければ」。どんなに深い霧の中でも、足元をしっかりと見つめて、前進するしかないのだ。(愛知県美浜町/塚田達也)

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2015年 マンシングウェアレディース東海クラシック



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