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「日本女子オープン」コースの感触は?前年覇者のテレサ・ルーが視察

昨年の「日本女子オープン」で自身初のメジャータイトルを獲得したテレサ・ルー(台湾)が、今年10月にタイトル防衛に挑む同大会の開催コース、片山津GC白山C(石川県)で視察ラウンドを行った。前日に国内女子ツアー「NEC軽井沢72」で今季3勝目を挙げたばかりのルーは、元気に18ホールをラウンドした。

片山津GC白山Cは、1957年に開場した佐藤儀一氏の設計による北陸の名コース。松林と砲台グリーン、それをとりまく深いバンカーが特徴で、2008年に「日本女子プロゴルフ選手権」、04年に「日本オープン」が開催されるなど、多くのトップトーナメントの舞台となっている。

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ラウンドを終えたルーは、「ティショットがキーポイントになる。バックナインはどんどん難しくなるし、特に最後の5ホールが難しい」とコースの印象を語った。「もちろん、飛んで曲がらないロングヒッターが有利だけど、飛ばすほどフェアウェイが絞られているから、“リスクと報酬”の関係。飛んで曲がると、木があったり、ラフが深かったりするから、良いショットをすればみんなにチャンスがある。私だけじゃない」と苦笑し、2連覇への期待を軽くいなした。

コースセッティングを管轄する日本ゴルフ協会(JGA)の菅真知(すが・まさとも)シニアディレクターは、「フロントナインは、ティショットで打ち下ろして、セカンドで打ち上げていく。グリーン面が見えないので、アイアンの距離感が大事になる。一方でバックナインはティショット。ティグラウンドから“ここに打たないとダメ”というポイントに打っていく必要がある」と、表情の変わる18ホールを解説した。

想定スコアについて、菅氏は「1日、4、5アンダー出ることもあると思うけど、トータルではそんなにいかない。それでも、4日間で2ケタに行くか、行かないかくらいは出してほしい」と、イーブンパーにとらわれないJGAのセッティングポリシーを明らかにした。「逆に、ここをアンダーで回れないと世界では通用しない」と、選手たちの好プレーに期待を示した。

一方で「パープレーは良いプレーだと思う」と語ったルー。「1Wからパターまで、自分の良さを出す必要がある。このコースで良いプレーができれば、他のどのコースでも良いプレーができると思う。難しくなることを期待しています」と、自信の一端をちらりと見せた。(石川県加賀市/今岡涼太)

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