2015年 大東建託・いい部屋ネットレディス

気分はプロゴルファー!“未来に輝くアスリート”がトーナメント体験

2015/08/05 16:37
「大東建託・いい部屋ネットレディス」最終日にプロトーナメント体験をしたジュニアゴルファーたち(※大会提供写真)

原江里菜の7シーズンぶりの優勝で幕を閉じた国内女子ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」の最終日、18番グリーンで表彰式や写真撮影が行われている頃、隣の9番グリーンでは、真剣な表情をしたジュニアゴルファーたちが必死の汗を流していた。

今大会では“未来に輝くアスリート”を支援すべく、ジュニアゴルファーを対象に主催したマンデートーナメントを実施。その上位入賞者に与えられた大会最終日にトーナメントコースをハーフラウンドできる、という特典によるものだった。

全組ティオフ後の1番ティから9ホールを体験できるこのラウンドでは、プロツアーと同様にスタートコールが行われ、キャディは選手名の入ったポンチョを着用。キャリングボードとともに電光掲示板に選手紹介写真も掲載されるというこだわりよう。まさに、プロゴルファーを疑似体験できるラウンドとして演出された。

目標とするプロはイ・ボミ(韓国)という青梅市立第二中3年の斉藤妙さんは「すごく緊張しました。この緊張感の中で、アンダーで回ってくるプロはやっぱりすごい」と感嘆。「プロになって、イ・ボミさんと一緒にラウンドしたい」という夢を、より強くしたようだった。

また、境川小6年の長田ひなたさんは「いつもと違う雰囲気で緊張したけど、キャディさんがラインを読んでくれたりして分かりやすかった。将来の夢はプロゴルファーになってまずは1勝することです」と興奮。ジュニアゴルファーたちにとっては、かけがえのない夏の1日となったようだ。

開智学園5年の石井愛海さん。数年後、もしかしたら貴重な1枚になっているかも?(※大会提供写真)

2015年 大東建託・いい部屋ネットレディス