2カ月半ぶり帰国で寿司堪能 横峯さくら「優勝目指す」
2015/05/21 17:35
今季から米国を主戦場としている横峯さくらが一時帰国し、22日(金)に開幕する「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」(愛知県・中京ゴルフ倶楽部 石野コース)に出場する。
日本への帰国は、今年3月の国内女子開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」以来。昨季までスポットでしか海外参戦していなかった横峯にとって、今回の2カ月半は、日本を離れていた期間としては最長になる。19日(火)に帰国すると、「食事は日本が一番おいしい」と真っ先に寿司を堪能した。時差ボケは少なからずあるものの、次週は休養に充てる予定にしており、2007年に優勝した今大会へは「優勝目指して頑張る」とモチベーションが高い。
米国での戦いを振り返ると、直近5戦でトップ10が1回、予選落ちが1回。マンデー予選からの出場を強いられるなど、未経験のことも多かったシーズン当初は、出場3試合連続で予選落ちが続いたが、4試合目の「キア・クラシック」で8位に入ってからは、落ち着きを取り戻した。「トップ10には1回入っているが、良い成績を残せているとは思っていない」と、地に足がつき、ノビシロも感じている状態での帰国参戦だ。
培ってきた自分の技術は、日本とは異なる芝やコースコンディションもあり、「通用できる週もあったり、できない週もあったり」という状況。ただ、練習ラウンドのやり方すら分からずに苦労したシーズン序盤と比べると「そういうところも慣れてはきたかな。希望の光は見えてきたと思う」と手応えを感じている。
勝手知ったる日本のコースで、その手応えはどんな結果につながるかーー。(愛知県豊田市/片川望)