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優勝明けの菊地絵理香 注目度アップに「仕方ない」

「優勝疲れというよりも、連戦疲れ・・・」。そんな言葉とは裏腹に、笑顔を絶やさず、終始リラックスムードだった菊地絵理香。国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」の開幕を明日に控え、前日23日(木)はプロアマトーナメントに出場して18ホールのコースチェックを行った。

連戦は毎年のように経験しているが、開幕戦から休養なしの7連戦に疲れを感じている理由は、その好調さにあるという。前週の初優勝を含む5試合で上位争いを続けてきたことで、常に“優勝争い”の重圧と緊張の中に身を置いてきたからだ。

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前週の「KKT杯バンテリンレディス」でツアー初優勝を飾ったあと、100件を超える祝福メールが菊地の元に届いたという。「自分自身、優勝したことはもちろん嬉しいけれど、それ以上に、喜んでくれる人が多いことが嬉しかった」と、周囲の反響に目を丸くする。

そんな喧騒にも浮つくことなく、「比較的、気持ちは落ち着いているし、しっかりと周りも見られている」と、自身のモチベーションや心境は優勝前と変わらない。もともと進んで目立つことを好まない性格でもある。メディアへの露出が増えたことに「仕方ないです」と目をつむりながらも、「(反響が大きいのは)今だけ。そんなのすぐに消えちゃいますから」と、笑顔を交えた。

ともあれ、今週は注目選手の1人として難コースに挑む菊地。舞台となる川奈ホテルGC富士コースは、芽が強い高麗グリーンと起伏に富んだフェアウェイが選手の行く手を阻む。「高麗は苦手で、芝目もきつい。傾斜地からのショットが多くて難しい」という菊地は、過去5度の出場(2010年は棄権)で予選落ち2回、最高順位は2012年の39位と苦戦が続いている。

「優勝の翌週だけど、今週の目標は予選通過。通過ができたら自己ベストフィニッシュの20位くらいに入れればいい」。苦手コースで定めた目標は、謙虚なのか、今の調子に見合った設定なのか・・・。今週も再び“ひっそりと”開幕を待つ。(静岡県伊東市/糸井順子)

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2015年 フジサンケイレディスクラシック



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