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藤本麻子は涙が止まらず・・・4パットを含む38パット

国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」の最終日。4打差リードの単独首位からスタートした藤本麻子は1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「76」を叩き、通算3アンダーの4位で終戦。4季ぶりのツアー通算2勝目を逃し、ホールアウト後は悔し涙に暮れた。

前週まで平均パット数1位を誇っていたグリーン上で、まるで別人のようなプレーが続いた。前半5番(パー5)では80センチのパーパットを外して3パットボギー。9番では6mのバーディパットを2mオーバーさせると、再び1mほどカップ脇を通過した返しも外して4パット。痛恨のダブルボギーを叩き、一気に首位の座から滑り落ちた。

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15番(パー5)で初バーディも、直後の16番で2mのチャンスがカップを蹴り、再浮上へのきっかけをつかめないままホールアウト。「ショットは良かった」というものの、この日38パットという数字が重く響いた。

「3パット、4パットをしているようではダメですね・・・」。2日目を終えた時点で、4日間大会では最多差となる7打リードの独走状態。まさかの結末に、藤本の涙が止まることはなかった。(静岡県袋井市/塚田達也)

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2015年 ヤマハレディースオープン葛城



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