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「いつもと違うオフ」髪を切った森田理香子 芽生えた自覚

穏やかな表情は、自信の表れか――。国内女子ツアー「ダイキンオーキッドレディス」の開幕を1日後に控えた5日(木)、2013年の賞金女王・森田理香子がプロアマ戦に出場し、直前の最終調整を行った。チャームポイントの短めヘアを、さらに短く切った森田の新シーズンがいよいよスタートする。

2012年9位、13年優勝、14年2位と、3年間ベスト10フィニッシュが続く好相性のシーズン開幕戦。「きょうはノーバーディ」とプロアマ戦の結果には苦笑いしたが、それでもショットは「打ちたいところに打てている」と、イメージ通りの球筋でボールをグリーンへと運んだ。

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多くの選手が不安と緊張を抱えて迎える開幕戦だが、森田は「この大会で良いスタートができても、できなくてもいい」と気負いはない。控えめとも取れる発言だが、「いつもと違ったオフを過ごしたかった」と渡米して行った合宿で得た充実感と、自信にあふれていた。

今年1月に25歳を迎え、若手選手が次々と誕生する中で“中堅”とも言える年齢になってきた。女子ツアーをけん引してきた1人、4歳上の横峯さくらが今季から主戦場を米国へ移し、ツアーのリーダー的な存在として期待も大きい。いつだって世代交代は待ったなしだ。

「ツアーに参戦して7年目、もう新人ではない。賞金女王も戴冠しているし、注目されていることも分かる。ファンに喜んでもらえるようなプレーをして、女子ゴルフの人気を継続できるようにしたい」

そんな自覚も、今季の森田を輝かせる予感がする。「日頃の行いも悪くないので(笑)。(本戦では)そこそこ(上位に)いってくれるでしょう」と冗談めかして、会見場を後にした。(沖縄県南城市/糸井順子)

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