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諸見里しのぶ 出場試合数減の見込みも「ホッとしている」

静岡県の葛城ゴルフ倶楽部で4日間にわたり行われた、国内女子ツアーの来季出場優先順位を決めるファイナルQTが5日(金)に終了した。今季賞金ランク76位に終わり、プロ10年目にして初めてシード権を失った諸見里しのぶは、最終日を「75」でプレー。通算14オーバーとして、40位タイから34位に浮上し、来季ツアーの出場権を確保した。

QTランク34位を今季の実績と照らし合わせると、全34試合(女子オープン、ミズノクラシック、リコーカップを除く)のうち、32試合への出場が約束されることになり、まずは一安心、といったところだろう。

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「これだけ1打に集中したことは本当に初めてかもしれない。まだ、優勝争いの方が楽しい」。ツアーとはまた違う、異様な緊張感に包まれた4日間。初めての国内QTを何とか乗り越え「すごく良い経験になったし、集中すればもっともっと自分は上に行けると思えた4日間でした。自分を褒めてあげたいです」と頬を緩めた。

来季は、シードを保持し続けてきたこれまでより出場試合数は減る見込みだが、「正直、ちょっとホッとしている部分はある」という。疲労回復のために1試合でも休めば「休んでいていいのかな、とソワソワしてしまう」という性格。「ゴルフを始めて20年、プロになって10年。少しゆっくりしたい、という自分もいた」と明かし、来季は例年よりも増えるオープンウィークを有効利用したい構えだ。「自分にとってはありがたいことだと思って、前向きに考えたい」と、現状をポジティブに受け止めている。

何よりも「1打に100%」という集中を、今週4日間を通して貫けたことが大きな収穫だった。「そこまで頑張れる自分を知ることができて良かった」と、QTから得た経験値は小さくない。「来年は優勝に向けて頑張りたい」。もがき苦しんだ1年を、復活のシーズンへとつなげる糧にしたい。(静岡県袋井市/塚田達也)

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