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工藤遥加が3位浮上 「思い出の大会」で首位争いに名乗り

2014/10/03 20:16

国内女子メジャー「日本女子オープンゴルフ選手権競技」2日目を終えて、プロ4年目の工藤遥加が首位争いに名乗りを挙げた。前半は8番でダブルボギーを叩くなど2つ落としながら、後半に4バーディを奪う「70」のナイスカムバック。首位に1打差に迫る通算5アンダー3位タイに浮上した。

「アマチュア時代の思い出の大会なので、頑張ろうという意気込みはある。ここまでいいプレーができるとは思っていなかった」

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工藤は2010年、当時17歳で出場した今大会で初めてプロツアーの舞台を踏み、33位で4日間を完走。今年は予選会を突破し、そのとき以来となる4年ぶり2回目の出場権を手にした。

8番では、ティショットが木の裏に止まる不運も重なっての4オン2パット。「それまで1mちょっとを外して流れも悪く、調子が悪いと思った」。しかし、ここで流れを変えられるのが、21歳がもつ非凡さだ。「リラックスして速いテンポでパットしたら、スムーズにストロークできるようになった」と、後半14番から「4、5mが連続して入った」と3連続バーディで挽回。「上がりが良かったので明日につながると思う」と決勝ラウンドへの流れも築いた。

元プロ野球投手で父の工藤公康氏からは、“やるべきことが出来ていない”と叱咤され続けている。「スイング、体力、マネジメントから練習方法まで、山ほどある。1つ1つクリアしていけばスコアも良くなるはず」と、父の厳しい言葉を胸に日々の練習に打ち込み、己を高めてきた。

まずは、明日のムービングサタデーが1つの山場。父と歩んできた年月の成長を、大舞台で示せるか。(滋賀県栗東市/塚田達也)

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2014年 日本女子オープンゴルフ選手権競技



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