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原江里菜 地元で休んでも東北の試合に出続ける意義

高校時代を宮城県の東北高校で過ごした原江里菜が、今週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」に出場する。先週は地元愛知県で開催された「マンシングウェアレディース東海クラシック」には出場せず、休養を取って今週の試合に照準をあわせた。

「先週は自宅から車でも通える距離なのですが、どうしてもこの大会に出たかったので。連戦だったことと、次週にはメジャー大会もあるので先週休むしかないかなと思いました」。シーズン37試合の女子ツアーでは、連戦の疲れを考えて休みを取ることは多く、原のスケジュール調整は普通のこと。しかし、原の口調は徐々に熱を帯びた。

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「震災前はお世話になった東北だからという気持ちだったのですが、今は、出続けることが必要だと思うんです」と、準地元という理由だけではなく、東北で開催される大会を盛り上げ、復興や“風評被害”の払拭に少しでも力添えをしたいという思いで臨む。

2007年から同大会に出場を続ける原は、そのデビュー年には10位に入った。調子を落とした時期には予選落ちも経験しているが、11年の震災発生後は26位、23位、12位と着実に結果を残してきた。

今季は優勝こそないが、トップ10入りが8回と安定した成績で、現在の賞金ランキングは7位。「先週休んだことで、体の調子もすごくいいですし、ショットの調子もいいんです」と最高の状態で会場入りした。

「ただ、このコースはグリーンが硬く難しいので、積極的なプレーはしたいんですけど、我慢するホールは我慢して、メリハリのあるプレーをしていきたい」。コースの攻略ポイントを頭にたたき込み、08年以来のツアー2勝目を目指す。(宮城県利府町/本橋英治)

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2014年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン



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