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山城が63人抜きの2位通過 木戸、川岸、森らリベンジならず

3日間に渡るLPGA最終プロテストが終了し、通算2オーバー、18位タイまでに入った26人が新たに会員資格を獲得した。トップ合格は、通算7アンダーをマークした山田成美。1打差の2位に、この日のベストスコア「66」を記録した山城奈々が圏外からジャンプアップし、3度目の挑戦にして念願の合格を果たした。

23位から出た山城は、この日6バーディ、ノーボギーと圧巻のラウンド。初日65位と出遅れながらも、2日目「69」、そして最終日のチャージにより63人を抜き去り、「昨日、今日と本当に頑張ったと思う」と口調も弾む。

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山城は昨年末のファイナルQTで16位に入り、単年登録により今季レギュラーツアーにフル参戦。「ヨネックスレディス」で5位に入るなど賞金ランキング61位におり、シード権も見える位置につけている。「(単年登録では)プロの気持ちになれなかった。やっと“プロ”になれて嬉しい」と笑顔。武器は、平均260ヤードを誇るドライバー。「飛距離を生かして、今まで通り思い切りプレーしたい」と、気持ちを一新して臨む後半戦の活躍を誓った。

その一方で、今年こその合格を期待されていた注目選手たちは、今年も涙を呑む結果に終わった。ツアー1勝の木戸愛の妹・木戸侑来は、36位で迎えた最終日に「74」と落とし、通算5オーバーで3年連続となる挑戦も失敗に終わった。ホールアウト後も涙は止まらない。「今日はバーディからスタートできて、この調子でいけるかな? と思ったけど流れにのれず、ボギーも来てしまって・・・」。昨年は1打差で合格を逸したリベンジを果たせず、「頑張るしかないです」と、振り絞るように言葉にした。

同じく3年連続となった川岸良兼の次女・川岸史果も、通算8オーバーと合格ラインに遠く及ばず。「ショットは良かったけれど、3日間を通して1ピンぐらいのパットが入らなかった」と3日間を淡々と振り返り、「QTがあるので頑張ります」と気持ちの切り替えに努めていた。また、13年、14年と単年登録でツアーに出場している森美穂も、5年連続のプロテストを通過できずに通算10オーバーで終了。「残念。いつかは(会員の)ライセンスを取りたいと思っています」と再びの挑戦を誓った。(岐阜県瑞浪市/塚田達也)

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