2014年 ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ

もしも、大会観戦中に南海地震に襲われたら…

2014/03/14 19:31
コースからは雄大な太平洋が見下ろせる。もしもの時はコース内に留まることが安全だ

14日午前2時過ぎ、瀬戸内海西部の伊予灘を震源とするマグニチュード6.2の地震が発生し、愛媛県では震度5を記録した。「ヨコハマタイヤPRGRレディス」が行われている高知県でも震度4~5の揺れを観測。3年前に東日本大震災が初日のプレー中に発生し、中止となったことがある大会だけに、当時出場していた選手たちはそれぞれ記憶が呼びさまされ、開幕前夜を不安に過ごした。

前日、たまたま近日発生することが想定されている南海地震について話をしていた諸見里しのぶは、「飛び起きましたよ。携帯の警報が鳴ってすぐに地震が来て、あぁ終ったと思いました」。斉藤愛璃も「びっくりしました。すぐにテレビをつけました」と警戒を怠らなかった。

さて、もし今大会開催中に大地震が発生したらどうすれば良いのか? 大会関係者によると、土佐CCのクラブハウスは海抜78メートルにあり、コース内の最高地点は同100メートル、最下点は同60メートルだが海からは山を越えるため、比較的安全な場所にあるという。ゴルフ場自体が広域避難場所に設定されていることからも、まずゴルフ場内にいれば最悪の事態は避けられそうだ。

とはいえ、クラブハウスは耐震設計になっておらず周辺に設営物も多いので、10番ホールのフェアウェイに避難誘導することになるとのこと。くれぐれも安全第一で冷静な行動を心掛けたい。

2014年 ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ