女王争いトップの森田理香子 さらなるリードを築けるか

今季3勝を挙げるなど賞金女王争いをリードする森田理香子が、ツアー最高額に並ぶ賞金総額1億4,000万円をかけて24日（木）に開幕する「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」に参戦する。

同2位の横峯さくらに約2,170万差をつけて迎える大一番。独走態勢をさらに盤石なものに出来るか注目される中で、森田自身も「賞金女王を意識？ そうですね。みなさん（報道陣）のお陰で・・・」と、苦笑いを交えながら今週が占める重要性を口にした。

それでも「女王は頭の中には入っているけど、それ以前に目の前の1勝を目標にすること。それが、今の自分がやるべきことだと思う」と、自らに言い聞かせるように言葉を続けた。

今年7月にハードスペックのマッスルバックアイアンに替えてからショットの調子を落としていたが、9月中旬の「マンシングウェアレディース東海クラシック」から元のモデルに戻して以降、「スイングのリズムが良くなった」と2試合連続で4位タイ（日本女子オープン、スタンレーレディス）をマーク。9月上旬の「ゴルフ5レディス」から替えていたというパターも今週からエースパターへと戻し、今週でさらなる加速を狙う。（兵庫県三木市／塚田達也）