2013年 ほけんの窓口レディース

後半失速!金田久美子が逆転勝利を逃す

2013/05/19 16:20
スタートの3連続バーディで首位に浮上したが、後半失速してしまった

国内女子ツアー「ほけんの窓口レディース」の2日目に前半のアウトコースで、3番から3連続バーディを奪った金田久美子が、最終日にはスタートの1番から3連続バーディを奪った。通算4アンダー5位タイからスタートし、3番を終えて7アンダー。首位のO.サタヤ(タイ)に並んだが、続く4番パー5でボギーをたたき、一歩後退した。

しかし、7番パー3で再びバーディを奪い首位に並ぶと、8番では2メートルのバーディパットを外して深いため息をついた。前日ボギーをたたいた8番はパーで切り抜けたが、続く9番も難易度は高い。1メートルのパーパットを沈めた金田、今度は笑顔でキャディと喜びを表した。

しかし勝負の後半、金田のショットは精彩を欠いた。14番では長いパーパットでピンチを切り抜けると、15番はティショットを左ラフに入れてボギーにしてしまった。「風がアゲンストだったので、少し力が入ってしまった」と力みが出始め、17番は右サイドに曲げて斜面に打ち込んでしまう。ここでもボギーをたたいた金田は、何度も長いパーパットで凌いで来たが、優勝を逃してしまった。

「バックナインでスコアを落としたことが悔しいです。課題の上がりホールで伸ばせなかった・・・。このコースはバックナインが難しいので、パープレーでいいとは思っていたけど」と、悔しさをかみしめる。

この日は全体的にリラックスしてプレーができたという。「後半に入る切り替わりということで、10番のティショットは緊張しましたが、11番からはキャディとも笑いながら話もできたし普通にできました」。優勝を意識して戦った最終日だが、惜敗を喫した金田。次週は地元愛知県での「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で再び優勝を狙う。(福岡県福岡市/本橋英治)

2013年 ほけんの窓口レディース