出場3試合連続Vなるか 佐伯三貴は2打差で最終日へ
2013/05/11 17:26
茨城県の茨城ゴルフ倶楽部・西コースで開催されている、国内女子ツアーメジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」の3日目。5アンダーの2位タイからスタートした佐伯三貴は「72」と伸び悩んだが、上位の停滞もあり同位置をキープ。ツアー史上4人目となる出場3試合連続優勝へ向け、首位を2打差で追う。
スタートホールの1番は3パットボギーの滑り出し。しかし、5番(パー5)ではグリーン手前の花道から17ヤードの3打目を直接ねじ込み、イーグルを奪う見せ場を作る。「天気の崩れが早かったし気温も低くて、スコアを伸ばすのは難しいと思っていた」と、その後は1つ落とし首位の背中には届かなかったが、「良いパットも入ったし、オーバーパーをしなかっただけ良かった」と及第点をつけた。
「メジャー最終日の首位は緊張すると思うんですよ。追いかける方がいいし、2打差はチャンスがあると思う」。同じ最終組から追うのは、賞金ランキングトップを走る佐伯に2位で続く森田理香子。「このメジャーセッティングで上にいる人たちは想像通り。みんなにチャンスがあると思うし、伸ばさないと上にいけない。このコースなら、アンダーパーぐらいまで(優勝の可能性が)あるんじゃないですか?」。荒れると予想する頂上決戦の主役に、自身がなり得るか。(茨城県つくばみらい市/塚田達也)