2013年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ

横峯さくらは4打差で最終日へ 2週連続Vへ望み

2013/05/11 15:45
アプローチで前半のピンチを次々とクリア。2週連続優勝へ望みを繋いだ横峯さくら

茨城県の茨城ゴルフ倶楽部・西コースで開催されている、国内女子ツアーメジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」の3日目。15位タイから出た横峯さくらは2バーディ、ノーボギーの「70」にまとめ、通算3アンダーは単独7位に浮上。首位に4打差で最終日を迎え、自身初となる2週連続優勝に望みを繋いだ。

2つのバーディを奪った前半はしかし、ショットの右への曲がりが目立ち内容的にはピンチの連続だった。「前半は、ぜんぜんグリーンに乗らなかった」と、アウト9ホールでパーオンしたのは3回のみ。残り6ホールはグリーン外から寄せ、1パットでパーを死守し続けた。前半10パットという数字が、その苦しいプレー内容を物語っている。

「ピッチエンドランのイメージがしっかり出来ていて、今日は噛み合ってくれた」と、ショットの乱れを冴え渡るアプローチでカバー。「ショットの修正はできた」という後半はノーバーディには終わったが、逆に6ホールでパーオン成功。ショットの不安も払拭し、ラウンドを終えた総合的な感触は良好だ。「4打差は届かないところではないので、ハーフを終わって1、2打差にいたらチャンスを狙いたい」。その手に残る手応えを、明日の最終日に逆転へと繋げる。(茨城県つくばみらい市/塚田達也)

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