17番で痛恨のボギーをたたいた佐伯三貴は3位タイでフィニッシュした

大会連覇を狙い通算2オーバー20位タイで「スタジオアリス女子オープン」の最終日を迎えた佐伯三貴。過去4勝中3勝は勝負カラーの黒いウェアで戦ってきたが、この日は白いパンツに真っ赤なシャツで登場した。「優勝とかは考えないで、スコアを赤字にしたかったから」という言葉通りにスコアを伸ばした。

2番から3連続バーディを奪うと、8番、10番と順調にスコアを伸ばした。その10番パー5は、ティショットと2打目と右方向に曲げたが、3打目をピンの左下6メートルから強気のパットを決めた。しかし、その後は1バーディ、2ボギーとスコアを1つ落として通算2アンダーでホールアウトした。

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この時点でクラブハウスリーダー（ホールアウトした選手で最上位）となったが、金ナリが14番で4アンダーに伸ばした時点で帰り支度を始めた。「まだ決まったわけじゃないけど、今日のラウンドを振り返りますね」と、囲みの会見を自らの意思で始めた。

「朝は風が穏やかだったので、思い通りに伸ばせましたね。でも後半は風も強くなって難しかった。今日はパットが良かったですね。最後伸ばしきれなかったけど、自分のやるべきことはやりました」と悔いなく3日間の戦いを終えた。「また来週もありますし、その後はメジャーも待っていますので、今の調子を維持したい」と、先々週からのトップ10入りをキープしている。（兵庫県三木市／本橋英治）