終盤に手応えを掴んだ横峯さくらは24位タイできっちりと予選通過。記録を88試合へと伸ばした

2010年4月の「西陣レディス」から先週まで、87試合連続で予選通過を続けている横峯さくら。地元・宮崎開催の「アクサレディス」初日を47位タイと出遅れ、危なくホームでその記録を途絶えさせてしまうところだった。

大会2日目は10番スタートの第1組。前半は「打ってはいけないところに打ってボギーとなった」と、12番、17番でスコアを落とす。それでも、昨日左に行くことの多かったショットも徐々に復調し、「今日は悪くても右。だいぶ良くなっているので、自信を持ってプレーができた」と後半は3バーディで巻き返した。

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勝負強さを見せたのは上がり3ホール。カットライン上の通算イーブンパーで迎えた7番は3メートルを沈めてパーセーブ。続く8番は4メートル、最終9番は3メートルを決めての連続バーディフィニッシュ。通算2アンダーと予選通過を確実なものにし、笑顔でホールアウトした。

「落ちたらショックだったと思うけど、このコースはそんなに簡単じゃないし、昨日みたいなゴルフをしていたら、予選落ちしていたと思う。でも、（全体のレベルの）底上げは、思いますね」。

終盤のゴルフに手応えを感じた横峯は、「思い切って一つでも上にいけるように頑張りたい」と、慣れ親しんだ最終日へと気持ちを切り替えていた。（宮崎県宮崎市／今岡涼太）