ホステスプロの森田は11位 14番のダボに悔い
2012/11/25 16:52
宮崎県の宮崎カントリークラブで開催された、国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終日。ホステスプロの森田理香子は7位タイからスタートし、3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「72」。通算2アンダーの11位タイに後退して4日間の戦いを終えた。
「ベスト3を狙っていた」という目標に向けてスタートした最終ラウンド。中盤にかけては「気持ちよくバーディが獲れていた」と、3番で3mを入れてバーディ先行。5番(パー3)ではティショットをバンカーに打ち込みボギーとするが、9番(パー5)では2オンに成功して2パット、さらに10番と連続バーディを奪い、この時点で3位タイまで浮上を遂げる。
しかし、14番で痛恨のミス。ティショットをラフに打ち込み、2打目もバンカーに捕まるピンチ。1m弱を外す3パットによりダブルボギーを叩き、「もったいなかった」と自滅により流れを失った。11位タイは過去2年の自身の成績を上回る自己最上位となるが、「もっと上にいけたと思う」と悔いを滲ませた。
最終戦こそ満足の結果で終えられなかったが、今季全日程を終了しての賞金ランキングは自己ベストの7位。「だいぶスイングもよくなってきたし、大叩きもしなくなった」と、メンタル面も含めた成長への実感を口に。その上で、「(師事する岡本綾子から)スイングについて新しい課題も貰った。あとは自分の努力次第なので、頑張っていきたい」と、強いこだわりを抱くショットのさらなるレベルアップを誓った。
来週は自身初参戦となる「日韓女子プロゴルフ対抗戦」に出場。その翌週には、国内3大ツアーの対抗戦「Hitachi 3Tours Championship 2012」への出場を予定している。(宮崎県宮崎市/塚田達也)