斉藤愛璃、初めての女子プロ選手権は下位で予選落ち
2012/09/08 16:43
国内女子メジャー「日本女子プロ選手権 コニカミノルタ杯」に初めて挑んだ斉藤愛璃は、途中サスペンデッドとなった昨日2日目を通算7オーバーの暫定98位タイで終了。翌3日目の7時から再開した第2ラウンド残り8ホールを終え、通算8オーバーの98位タイで予選落ちに終わった。
今大会初挑戦も、メジャーの厚い壁に跳ね返された。「ラフが長くて、ドライバー選手権みたいだった」と苦笑い。先月の「CAT Ladies」では優勝争いを演じるなど7位タイ。「先週まではドライバーの調子が良かった」とスコアメイクを支えていた好調なティショットも、「今週は特にドライバーの精度が大事だったのに、ティショットのミスが目立って苦戦してしまった」。
ドライバーを含め、自身の中でゴルフの感触は決して悪くない。しかし、「今週みたいにラフが深いと、自分で(ホールを)狭くしてしまう。考え方かな」と、調子以前にメジャーセッティングの重圧にすでに負けていた。「上半身の力を入れずに、リズム良く振る」というドライバーのチェックポイントも忠実性を欠き、予選2ラウンドで13個のボギー。最後まで流れを掴めなかった。
これで、今季国内メジャー2試合はいずれも予選落ち。そして3週間後には、横浜CC 西コースで開催されるメジャー第3戦「日本女子オープン」が控えている。「地元だし、まずはドライバーをしっかり調整して頑張りたい」と、ホームの神奈川県で迎える大一番に向けて言葉に力をこめた。(滋賀県甲賀市/塚田達也)