2012年 フンドーキンレディース

4連続バーディの上田桃子は7位タイの好スタート

2012/05/11 19:14
昨年ミズノクラシックを制したコンビで7位タイの好スタートをきった上田桃子

国内女子ツアー「フンドーキンレディース」の初日、3番から4連続バーディを奪った上田桃子が、一時はリーダーズボードの一番上に名前を掲げた。3番は2打目をピン横にピタリとつけて、4番パー5はグリーン手前のカラーから5mをパットで決めた。

さらに5番はピンの左10mのロングパットを沈め、6番はティショットを右に曲げたが、2打目を52度のウェッジでピン2mに寄せて4つ目のバーディを奪った。しかし、続く7番、9番とボギーを叩くと、後半も2つのボギーを叩いて前半の貯金を吐き出してしまった。

先週の国内メジャー初戦は予選落ちに終わったこともあり、この日スコアを伸ばせなかったものの7位タイという位置には満足気。ラウンド中はキャディと相談することも多く、笑顔も見せた。「先週も楽しかったけど、結果が良くなくて。今週は気づいたこともあって良かった」と話す。

「先週は自分の思った距離が出ていなくて、スイングのことを考えてしまった。スコアももちろん大事ですけど、良い感覚でショットごとに打っていけることが大事。明日は1打ずつ、そういったプレーができればいいと思います」と説明する。

男子の国内メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権」では、親交のある谷口徹が、予選2日間を首位で終えているが、「谷口さんには朝メールしました。自分も谷口さんのように行きたかったけど、途中で失速してしまったので・・・」と苦笑いを浮かべる。目の前の1打に集中して、再び連続バーディで優勝争いに絡んでくるか。(福岡県福岡市/本橋英治)

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