斉藤愛璃は終盤に開眼！巻き返しを狙う

今季の開幕戦で優勝して以降、2戦連続予選落ちに続き先週は65位タイと苦しいゴルフが続く斉藤愛璃。今季からツアーにフル参戦する斉藤にとって、先週開催された葛城ゴルフ倶楽部以外は全て初体験のコースが舞台となっている。試合前に「今週も易しいコースではないので、あまり期待しないでくださいね」と話していたが、初日はバーディなしのボギーが8個で101位タイと大きく出遅れてしまった。

ラウンド後の斉藤は「自分の下手さにがっくりです」と一言。それでも「17番、18番でやっと掴んだというか、手ごたえがあったのでこれから練習をします」と、上がり2ホールで思い通りのショットが出たことに目を輝かせる。

この日は雨が降ったり、止んで晴れ間が見えたかと思えば再び雨が降ったりと目まぐるしく変化し、気温も急激に下がるなど選手たちは上着を着たり脱いだり、レインウェアを着たりと対応に手間取らされた。

斉藤もラウンド後には腰にカイロを貼って、練習中に冷えないように対策を行った。そして、大会2日目はさらに気温が下がると予想されるが「寒さは大丈夫です。疲れもないし、体調も万全なんですけど・・・」。けど、の後はゴルフの内容の話になりそうだったが、「では、練習に行ってきます」と、クラブハウスを小走りに出ていった。2日目に50人程度抜かなければ予選通過はできないが、終盤に開眼したショットで巻き返しを狙う。（兵庫県三木市／本橋英治）